クレディアグリコル豪ドル建て社債の購入を検討中
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みなさん、こんにちは。
前の記事で、豪ドルMMF積立をやめて、今後は積立FXに切り替えよう、ということを書きました。
折角積み立てた豪ドルを円転して手仕舞うのも何か面白くないなあと思いまして、マネックス証券が取り扱いしている外国債券を見てみたところ、以下のようなものがありましたので、外貨決済サービスを使って、これに投資してみようかと思っています。
発行体:クレディアグリコル・コーポレート&インベストメントバンク
種類 :豪ドル建て社債
残期間:2年1か月
利率 :3.57%
価格 :額面の101.64%
利回り:2.75%(税前)
約900,000円積立をして、豪ドルMMFの損益は現状▲10,000円。
今後、豪ドル円の相場がどうなるかはわかりませんが、リスクヘッジの一環として円建て資産以外の資産を一定程度は保有しようと思っており、USドル以外にも多少は分散しておこうという意識もありますので、円転して終わり、ではなく、そのまま使おう、かと。
ちなみに外貨決済サービスは外貨MMFをそのまま外債投資資金に充てられるのではなく、①外貨MMFを売却し、外貨で受け取り、②受け取った外貨で外債を購入という手順になるようです。
本債券は、2年1か月と期間が短いですし、豪ドルMMFの運用利回り=約1%と比べても多少は利回りいいですので、買って満期まで保有しようと思います。
2年1.99%
5年2.37%
10年2.81%
となっており、本債券は2年2.75%なので、国債対比では+約0.76%。
満期時の豪ドル円の為替相場によりますが、豪ドル高になっていれば、円転してクローズでもいいですし、豪ドル安になっていれば、また別の豪ドル債券で運用するなり、豪ドルMMFに戻すなり、どうとでもできるのかな、と。
2年1か月の間に、豪ドル金利下落(債券価格上昇)や豪ドル高で利益とれそうな局面があれば、途中売却して利益を取るという選択肢もあります。
クレディアグリコル銀行はフランス大手銀行ですし、2年のクレジットリスクは見れるのかなと。まあ何があるかはわかりませんので、金額をどうしようかな、というのは悩みますが。。
申し込み時間が14時までなので、注文するとしても明日以降ですね。
では、今日はこのあたりで。
ありがとうございました。
外貨MMF、FX、積立FXを比較。豪ドル投資をMMFから積立FXに変更します。
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みなさん、こんにちは。
わたしは数年前から豪ドルの外貨MMF積立をやっています。
今回、外貨MMFをやめて、SBIの積立FXに切り替えようと思っています。
切り替えるにあたって、外貨MMFとFX、積立FXを比較してみました。
【外貨MMF】
<メリット>
①税制面→今はなし
2016年ぐらいまでは、外貨MMFは為替差益が非課税でした。
しかしその後税制が変わり、いまはFXと同じ約20%になっています。
ですので、実は外貨MMFの一番の優位性(とわたしが考えていたこと)は、今現在はなくなってしまっている状態です。
②外貨資産の購入に使える。
外貨決済サービスとは、例えば長期の豪ドル債券を購入する際に、保有している外貨MMFを使って、購入代金を支払うことができる、というものです。
例えば外債投資をしたいときに、外貨を持っていなければ、投資のタイミングと同時に一括で外貨を購入するしかなく、当然ながら、その時点の為替レートで買うしかありません。
一括で買うのがいいか、時間分散して買うのがいいかは、わかりませんが、わたしの場合は、少しずつMMFで積立購入しておき、タイミングを見ながら、長期の投資に振り向けるのもありかな、と考えていたので、外貨MMFでの積立購入をしていました。
後で述べますが、積立FXは、外貨資産の購入には使えません。ですので、将来的な外貨資産の購入用に外貨を積み立てるのであれば、外貨MMFでもいいのかなと思っています。
③利息が複利運用される
この点は、依然として、FXに比べてMMFが有利と思っています。
ただ、複利運用の効果が大きくなるのは、金利の絶対額が大きい場合(例えば南アフリカランドとかトルコリラとかのように5%超の金利の通貨)で、保有期間がそれなりに長期になる場合(少なくとも2年以上)と思います。
試しに以下で計算してみました。
金利1%で毎日複利 → 1年だと単利1.01%相当、2年1.01%、10年1.05%
金利7%で毎日複利 → 1年で単利7.25%相当、2年7.5%、10年10.14%
例えば、豪ドルの場合、MMFと積立FXのスプレッド差は50銭=0.5%です。
仮に積立FXだと複利運用はできないものとした場合、金利7%で2年複利運用すれば、単利7.5%相当となり、スプレッド差相当を取り返せることになります。
<デメリット>
①スプレッドが高い
これに尽きます。外貨預金などよりはましですが、FXのスプレッドとの差は大きいです。
<結論>
将来的な外貨建資産へのスイッチングを想定する場合(特にUSドル以外で)、高金利通貨で長期投資をする場合については、MMFという選択肢を考えよう、というのが、現在のわたしのスタンスです。
【FX】
<メリット>
①スプレッドが激安
豪ドルスプレッドは1.4銭=0.014%です。この差ははっきり言って大きいです。
②(USドルだけ)現引により、米国株式・債券購入に使える。
USドルだけですが、ドル買いポジションを手仕舞う際に、ドル売りではなく、資金決済してドル現物で引き取ることが可能です。
米国株式・債券購入をするためのドル購入方法としては、最も安いスプレッドでドル資金を用意できます。
<デメリット>
①最低投資金額が大きい
豪ドルですと880,000円が最低投資金額です。
積立投資には使えません。
<結論>
積立投資には使えない。
米国株式・債券購入など、まとまったドルを購入する際に利用。
あとは、相場に自信があり、時間分散不要、と判断できる場合は、FXで買うのが一番コストが安く有利だと思います(例えばドル円70円とかで、これ以上円高はない、という自信があるときとか)。
【積立FX】
<メリット>
①少額から投資可能。
1通貨単位=豪ドルの場合、1豪ドル=88円から購入可能。
わたしのように時間分散して買いたい、という投資スタンスの場合、非常に使いやすいです。
②そこそこスプレッドが安い
FXよりは割高ですが、MMFと比べるとかなりの差があります。0.5%の差は大きいです。売り買い合わせると1%の差です。
<デメリット>
①複利運用が自動ではできない
スワップポイントが日々もらえるため、もらったスワップポイント分を追加購入していけば毎日複利というのは可能は可能ですが、手間がかかるので、現実的には難しいと思っています。
ですので、わたしは、複利運用はできない前提でMMFと比較をしています(実際は、1年でもらったスワップポイント分を追加購入するぐらいの1年複利ぐらいはできるのでしょうが)。
現在の豪ドルMMF/FXの利回りは1%台なので、この水準であれば、スプレッド差の方が大きいため、あまりデメリットとは思っていません。
②外貨ドル資産の購入には使えない。
積立FXの豪ドル買いポジションを使って、豪ドル資産の購入はできません。
よって、豪ドル資産を購入したい場合は、積立FXの豪ドルポジションを売却+SBIの為替取引で普通に豪ドルを購入し、豪ドル資産を購入する必要があります。
この場合、為替手数料(スプレッド)が1円かかってしまいます。
なお、積立FXの場合、USドルの現引もできないようです。
<結論>
純粋に外貨をドルコスト投資で購入し、為替が変動したところで為替差益で儲ける、という目的の場合、スプレッド差が大きいため、外貨MMFより、積立FXがいいのかなと思っています。
わたしの場合、為替は変動するので、ドルコストで買っていれば、勝っているときも負けているときもあって、勝っているときに売れば、利益がとれることもあるだろう(その間は利息ももらえるし)、という投資スタンスですので、今後は豪ドルのドルコスト投資については、積立FXにて行っていきたいと思います。
では今日はこのあたりで。
ありがとうございました。
毎月積立と毎日積立はどっちが有利?
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みなさん、こんにちは。
投資信託などをドルコスト平均法で購入していく際に、従来の毎月積立だけではなく、最近は毎日積立というのを選択できる証券会社もでてきました。
我が家のメイン証券会社SBI証券でも、毎日積立ができます。
わたし自身、毎月積立(月1回、日付を決めて購入)と、毎日積立(毎日ちょっとずつ購入)のどちらが有利とかってあるのかなあ、と思ったので、試しに比べてみました。
期間:2012/4/9~2012/10/5の半年
毎月:毎月9日に200,000円ずつ購入
毎日:毎日10,000円ずつ購入
結果:毎日購入の平均購入単価は8,901円、毎月は8,954円。毎日の勝ち。
ただ、正直あんまり変わらないですね。
当然といえば当然な気もしますが。
今回の期間においては、たまたま毎日が勝っただけで、あまり有利不利はないですね。要は、毎月の方の月1回購入する日の単価が、たまたま、その月の平均より安ければ毎月が有利になるのでしょうし、逆であれば毎日が有利になるのでしょう。
ということで、これについてはあまり拘らず、どちらでもいい、ということになるような気がします。
わたし自身も毎月積立をしているものもあれば、毎日積立をしているものもあります。
強いて言うと、長期で積み立ててほったらかしにしているものは毎月積立、比較的短期の間に、利益が出たら売ろうかなと思っているものは、毎日積立で購入しています。
これも気分的なもので、毎日積立の方が安くなった日にもちゃんと買えてるので、毎月積立より、より一層、平均をとりにいけるので、平均と日々の終値には差がでる(勝っている時は必ずあるから、そこで儲けよう)と思ってこの投資方法をやっているわたしの考えに、よりしっくりくる、という程度のものです。
では今日はこのあたりで。
ありがとうございました。
SBI証券の積立FX
みなさん、こんばんわ。
最近、SBI証券の積立FXでUSDの購入を始めました。
内容は非常にシンプルで、毎日100ドル(今のレートですと=11,000円程度)のドルを購入していくというものです。
現在、5日ほど購入し、投資金額は約500ドル(55,000円)、平均購入単価が110.03円、現在のドル円相場は111.26円ですので、利益は600円程度です。
たった600円、ですが、投資期間はたった5日、なので、利回り計算すると、600円÷5日×365日=43,800円/55,000円=約80%!!ということになります。
少額ずつ利益が出たら利益確定し、回転数を上げて、絶対額を稼いでいく、という使い方もできそうかな、と思っています。
ちなみにFXですので、レバレッジをかけることもでき、わたしはレバレッジ2倍でやっていますので、レバ勘案後の投資金額は、55,000円÷2=27,500円、利回りは43,800円/27,500円=約160%!!ということになります。
わたしが積立FXをいいなと思ったのは、
1.投資対象がドル(例えば)なので、価値がゼロになることは考えにくい=
倒産するものにドルコスト投資はしない、というわたしの考えに合っている。
2.為替レートは以外にそれなりに動く。なので、まあまあ儲けもあるのでは?
=ボラがそれなりにあるものの方が儲かるのでは?というわたしの考えに合っている。
3.毎日積立、というのを選択でき、一度設定すれば、勝手に積み立ててくれるので投資の手間がかからない。
4.少額から購入可能(1ドル/日から購入可能)。
5.レバを効かせることができる。
などの理由です。
まだまだ実験中ですが、もう少し続けながら、どういうやり方がいいか研究していきたいと思います。
では今日はこんなところで。
ありがとうございました。
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みなさん、こんばんわ。
昨日までに引き続きまして、本日は株価上昇局面についてみていきたいと思います。
今回は仮に2012/4から1年後の2013/4まで、日経平均株価を10,000円/日ずつドルコストで買い続けた場合にどのようになったかを計算してみました。
結果:
・2013/4/10時点の平均購入単価は9,562円。終値は13,288円。
・その時点で売却すると3,726円(13,288円-9,562円)の勝ち。
・営業日=買い付け日数が248日ぐらいとすると、248日×3,726円=924,048円の利益。購入開始時の2012/4/9の終値は9,546円、上昇率は39%です。
株価上昇時は単純ですね。当然利益が出ます。
と、これまで3日にわたって株価下落、横ばい、上昇局面においてドルコスト投資継続した場合、結果どうなったかというのを見てみました。
大事なのは、要はいつやめるか=いつ売るかということで、勝てるまで購入をし続ける。そうすると、株価は上下するので、勝ってるときも負けてるときもあるけど、ずーっと負けてるということはあんまりないのではないかと思います。
当然、利益をたくさん上げようと思えば、ドルコストが一番いい方法とは思いませんが、「投資は怖いからやだ」「だけど預金利息は雀の涙だし」という、投資初心者の方にとっては、ドルコスト平均法で、日経平均などのメジャーで上下のある投資信託などを買って勝つまで買い続けるという方法は、大負けがなくいいのではないかと。
では本日はこのあたりで。
ありがとうございました。
ドルコスト平均法は負けないか(株価横ばい局面)
みなさん、こんばんわ。
今日は、株価横ばい局面の検証をしてみたいと思います。
今回は仮に2010/8から1年後の2011/7まで、日経平均株価を10,000円/日ずつドルコストで買い続けた場合にどのようになったかを計算してみました。
結果:
・2011/7/29時点の平均購入単価は9,790円。終値は9,833円。
・その時点で売却すると43円(10,524円-9,119円)の勝ち。
・営業日=買い付け日数が244日ぐらいとすると、244日×43円=10,492円の利益。購入開始時の2010/8/2の終値は9,570円、上昇率は2%です。
このような株価が上下するような局面において、ドルコスト投資をした場合、売却をいつ行うかで、利益が出るか損失が出るかは変わってきます。
上のケースにおいても、①2010/10、②2010/11~2011/2、③2011/5、④2011/7の4回ほど、平均購入単価を終値が上回っているタイミングがあります。
ということは、これらのタイミングで売却をすれば、当然ですが利益が出るということになります。
例えば、②のタイミングで売却して利益確定してしまい、また②のタイミングからドルコストで買い続けるという方法もあります。そうすると、2サイクル目の投資は下落局面での購入、ということになり、これはこれで将来的に反発すれば利益を見込めることになります。
当然、あまり投資額が積みあがる前に売却してしまうと利益の絶対額があまり出ないということはありますが、勝っているタイミングで売ることによって、負けない投資はできるわけです。
株価は、大体の場合は、一方的に下がるのではなく、上下することが多いでしょうから、いつかは勝っているタイミングはくるものだと思います。
本日はここまでにします。
お読みいただきありがとうございました。
ドルコスト平均法は負けないか(株価下落局面=リーマンショック時)
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今日から数回に分けて、ドルコスト平均法は本当に負けないかを、株式下落局面、横ばい局面、上昇局面などに分けて検証していこうと思います。
今日は株式下落局面。
最近の株式下落局面ですぐに思いつくのはやはりリーマンショック時です。
今回は仮にリーマンショック直前の2008/8から1年後の2009/8まで、日経平均株価を10,000円/日ずつドルコストで買い続けた場合にどのようになったかを計算してみました。
結果:
・2009/8/10時点の平均購入単価は9,119円。終値は10,524円。
・その時点で売却すると1,405円(10,524円-9,119円)の勝ち。
・営業日=買い付け日数が244日ぐらいとすると、244日×1,405円=342,820円の利益。2,907円、下落率は22%です。これだけ株価は下がっていてもドルコスト平均法で投資しつづけることで利益を出すことができます。
このケースにおけるポイントは、一旦、7,000円ぐらいまで暴落した後、株価が10,524円まで戻っているということです。
下落ケースにおいて大事なことは、戻るまでずーっと買い続ける、ということです。そうすることにより、暴落時に多くの株数を購入できているため、株価がある程度反発すると、スタート時点の株価まで戻らなくても、利益を出すことができます。
留意点:
逆に言うと、下落ケースで負けるパターンというのは、①株価がずーっと下がり続ける、②株価が反発する前に、購入をやめてしまう、というケースです。
①を避けるためには、ある程度、波のある(上がり下がりがあって、一方的には下がらない)ものを対象にドルコスト投資を行うことが大事と思います。例えば、日経平均連動の投資信託で時価総額の大きいものなどはよいですが、個別株式などだと①のリスクがあると思います。
②を避けるためには、無理のない金額で積み立てをする、いついつ使わないといけないお金というもので投資をしない、勝つまで購入を続けるつもりで投資を始める、ということが挙げられます。
後日、別ケースでも検証をしますが、なかなか株価が回復しないで、ずっと負けの状態が長く続くことも十分あります。その際、負けてる状態があるからこそ将来の利益がある、と思えるかどうか、そして購入を継続できるかどうかがドルコスト投資で最終的に負けないためのポイントだと思います。
そのためには、ずーっと買い続けてもいい、と思えるようなものを対象にする、ということもやはり大事なことだと思います。最終的に本当に価値がなくなってしまうようなものを対象に買い続けていると目も当てられないので。
本日はここまでにします。
お読みいただきありがとうございました。